メトロポリス
手塚治虫初期の頃の作品で「もうひとりのアトム」のお話。ちなみに原作は未読。とにかくこの作品、映像が美麗。レトロな手塚キャラクターと美麗なCGがマッチしています。冒頭5分は圧巻。ジャズにのせてカメラがメトロポリスの町並みをなぞる様はただただ「すげー。」と思ったし、そのあとのモブシーンがまたすごい。誰一人動いてないキャラクターがいない。映像はとにかく素晴らしい。それだけにストーリーに深みがなかったのが残念。ケンイチとティマの交流シーンをもう少し描かないとクライマックスのシーンは引き立たないし、ロックが義父に心酔する理由もあまりわからずじまい。2時間という限界があるのはわかるけどもう少しそこら辺を描き込んで欲しかった。
- 出版社/メーカー: バンダイビジュアル
- 発売日: 2001/12/07
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